カメラはインドアでの利用であれば、充電がなくなれば、すぐ電源コードを使って充電できます。また撮った画像をパソコンに移すなら、SDカードの容量が多少小さくても、そう問題になることはありません。しかしキャンプ場で使いたいとき、外には大抵充電できる設備はないため、どれくらいバッテリーがもつかという点が大切になってきます。
ウェアラブルカメラは、アウトドアで使用するために開発されているカメラです。そのため、長時間外で使う場合にウィークポイントになってしまうところを中心に、技術開発が進んでいます。
ウェアラブルカメラの性能
カメラの技術開発の方法はそれぞれですが、ホームページなどに、他社と異なる性能があるという注記がされていることもあります。他社と違う強みがあるなら、その部分を詳しく知っておくと、ウェアラブルカメラを選ぶ際に役立ちます。
例えば防水や防じんという機能があります。カメラ本体は防水されていても、レンズやレンズの枠といった部分が弱く、そこから雨が入りこむとカメラが壊れてしまうことが考えられます。最近は防水に関してカメラの設計時から品質向上を目指し、水深30メートルに耐えうるような防水が施されているカメラもあります。
衝撃に対する機能は様々です。カメラ本体はもちろん、レンズ部分の耐衝撃がどれくらいかも大切な要素です。そのため、実際のカメラでテストしていることはもちろん、様々な衝撃を想定したシミュレーションも開発時に行われています。
その他特殊な機能
様々な機能を兼ね備えたウェアラブルカメラですが、自分が使いたい場面で必要な機能を備えたものはどれかを考え選びたいものです。購入前に、様々なメーカーのカタログやホームページの情報をチェックしておくと安心です。
例えば、登山などで壮大な景色を自分の目で見たように撮影したいと思うなら、広角レンズ機能がついたカメラを探します。広角レンズは様々な種類がありますが、204度のパノラマが撮影できるものや、360度を死角なしで撮影できるものがあります。どのように撮影できるか、詳しく解説されているので参考にしてみましょう。
冬のアウトドアで使いたいという場合もあるかもしれませんが、このようなシチュエーションで使いやすい、耐寒や耐低温という機能を備えたカメラもあります。どれくらいの寒さで何時間くらい電池がもつか、レビューで示されているコメントもチェックしておくことがポイントです。